先日、『キャリアの健康診断(仮称)』という診断ツールのモニターを募集し、36名の方に受診していただきました。多くの方から、応援や励ましのお言葉、本リリースに向けた改善点などのコメントをいただき、本当にありがたいです。
モニターが一段落したこのタイミングで、私がこの診断ツール開発に込めている想いをお伝えしたく、ブログを更新することにしました。
キャリア=バリバリ仕事することではない
私が『キャリアの健康診断(仮称)』を通じて目指したいのは、
誰もが定期的にキャリアの棚卸をする世界
2019年1月にキャリアコンサルタントの資格を取得して以来、キャリアコンサルタントとして考える「キャリア」と世間一般の「キャリア」のイメージにギャップがあることに気付かされる機会が何度もありました。
例えば、キャリアというとバリバリ仕事一本で働き出世街道を歩む人のものと思われていたり、キャリア相談は今の仕事に不満があり転職を希望する人がするものというイメージがあったりするようです。
そのイメージを変えていきたいです。
私の相談サービスでは、キャリアを「生き方・働き方」と表現しています。キャリアとは仕事だけではなく私生活も含めた人生全般を示すので、全ての人に関係するものです。
身体の健康診断を受けるようにキャリアを考える
広く浸透している身体の健康診断をイメージしてみてください。
病気が隠れていないかを調べるために、多くの人が年に一度は健康診断を受けに行きます。
健康診断を通じて自覚症状がない病気を発見することで、適切な処置を始められると知られているからです。
逆に異常がないと分かれば、安心するでしょう。
「異常が無かったなら受けなくて良かった」なんていう人は見たことがありません。
キャリアの観点でも同様に、立ち止まって考える時間を定期的に確保してもらいたいのです。今のままで大丈夫であれば安心して仕事に打ち込めますし、穏やかに日々を過ごすことができます。少し違うかも?と感じたら、生き方や働き方の軌道修正ができます。
身体の健康診断を受けに行くときは「健康診断受けてきました!」と堂々と言えるのに、どうして「キャリア相談してきました!」はコソコソしなくてはならないのでしょうか。
キャリア相談は、今の仕事を辞めたいと思っている人だけのものではありません。
仕事だけではなくプライベートな時間も含めてた今の暮らしをよりよくするために、誰もが活用してよいもの。
そんなイメージが浸透していくといいなと思っています。
『キャリアの健康診断(仮称)』を通じて、
気軽にキャリアを考えるきっかけを提供し、
無理というカドのない【まんまる】な日々を過ごす人を増やして行きたい。
そんな想いで絶賛開発中です。
少しでも気になる方はお気軽にメッセージをくださいね!
まんまるキャリア 佐藤やすよ
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